ウシ
牛は馬と同じく、物資の輸送に使われてきた歴史を持つ。しかし、中国・戦国時代の斉の武将田単は、数百頭の牛の角に松明を括り付けて夜間に敵の軍勢に放ったと伝えられている(『史記』は牛の尻尾に葦の束をくくりつけ、それに火を点けたと記されている)。また、『平家物語』の異本である『源平盛衰記』には源義仲が倶利伽羅峠の戦いで同様の戦法を用いたと記されているが、これが史実かどうかには疑問が呈されている。
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なお、第二次世界大戦のインパール作戦にて、日本陸軍の牟田口廉也将軍が、牛に荷物を運ばせて食糧としても利用するという「ジンギスカン作戦」を実施させたが失敗した。杜撰と批判されることの多い同作戦であるが、失敗した原因の一つとして牛と水牛を同一視していたことが挙げられる。牛と水牛は見た目こそ似通っているが全く別の性質を持つ動物で、山中に荷物を運ばせるといった目的に水牛は著しく適さない。
コウモリ
第二次世界大戦時、アメリカ軍は日本を空襲する方法の一つとしてコウモリの使用を検討した。小型のナパーム弾を括り付けたコウモリを夜明け前の狙って日本上空で放ち、日光を避ける習性のために木造の多い日本の家屋の屋根裏にとまったところで爆発させるという計画であった。しかし運用に危険が伴うこともあり、実際に事故も発生したため、実戦配備されることはなかった。